名所旧跡を多く残した町並み。
四季折々に催される季節感あふれる祭。城下町弘前で、日本の伝統を色鮮やかに。
「お城とさくらとりんごのまち」弘前市は、弘前藩の城下町として栄えてきた津軽地方の中心都市。名所旧跡を数多く残し、弘前城さくらまつり、ねぷたなど全国的にも有名なお祭りが催されます。
2022年4月23日(土)~5月5日(木)
【2022年は終了しました】
弘前公園にある約2,600本もの桜が咲き誇る日本一の桜まつり。天守曳屋工事に伴う天守の移設後初の「さくらまつり」。今しか見ることができないアングルの弘前城や夜桜のトンネルも必見です。
2022年8月1日(月)~7日(日)予定
「弘前ねぷた300年祭」
大小約80台のねぷたと、祭りを盛り上げる笛や太鼓の囃子。「残したい"日本の音風景"100選」に認定され、弘前市の四大祭りの一つとしても大盛しております。弘前の夏の風物詩を満喫ください。
岩木山は青森県弘前市と西津軽郡鰺ヶ沢町に跨る標高1,625mの成層火山で、円錐上の形から津軽富士とも呼ばれています。津軽平野の何処からでも見ることのできる青森県の最高峰で、日本百名山にも選ばれました。また、古くから霊山として信仰を集め、南麓には岩木山神社があり江戸時代からお山参詣が恒例の行事となっています。
当ホテルから車で約30分とアクセスも良く、見る場所、見る季節によって様々な顔みせる岩木山は絶好の観光スポットです。
白神山地は世界遺産(自然遺産)にも登録された、青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる山地。誕生は今から約200万年前とも言われている世界最大級のブナ林が、ほぼ人の手が加わってない状態で残されています。このブナ林には多くの動物、植物が生息しており、動植物を守るためにも大きな役割を担っています。
(写真は新緑時期)
青森・秋田の両県にまたがる二重式カルデラ湖です。四季折々美しさを遊覧船で堪能することができ、十和田湖のシンボルでもある「乙女の像」も有名です。新緑は5~6月、紅葉は10月上旬頃から色づき始め10月中旬~下旬が見頃の時季となります。また、十和田湖から流れる奥入瀬渓流では十数ヶ所におよぶ滝を散策したりサイクリング、ドライブコースとしても人気です。
(写真は冬の乙女の像)
津軽塗の歴史は江戸時代中期にさかのぼります。 青森ヒバを使用した漆器で、何十回もの工程を数ヶ月かけて作られます。津軽地方で生産される伝統漆器として有名です。 現代では主に、唐塗・七々子・紋紗塗・錦塗の四技法が伝えられ、お箸やお椀、お盆、お茶道具、お弁当箱、大きなものはテーブルもあり、近年はiphoneケースなど時代のニーズに合う津軽塗もたくさんあります。
江戸時代の藩令により麻布の着用しか認められなかった農民が、布の補強と防寒や保湿のために粗い布目に刺し子を施したのが発端と云われており、木綿の使用が許されるようになると衣服を装飾する細かな模様が生み出されます。
「猫のマナグ(眼)・フクベ(ひょうたん)・クボ(蜘蛛)サシ・結び花・石ダタミ・ウロコ」など生活になじむのどかな響きをもつ模様が多くあります。
昔、津軽地方で盲目となった男が生きていくために三味線を弾き、旅芸人となり、門付け芸をしていたことから始まったと云われ、楽譜もなく独奏や語り唄で引き継がれていきました。時代とともに民謡の伴奏楽器へと活躍するようになり、戦後の民謡ブームの頃に「津軽三味線」と名付けられ全国へ普及していきました。市内では三味線の体験やライブを堪能することができます。
津軽のシンボルである岩木山「津軽富士」といわれるお山の麓にある神社で、約1,200年前に創建された歴史的建造物です。
安寿・厨子王の伝説を残す信仰の山で安寿姫が祀られているそうです。パワースポットとしても有名です。
金剛山光明寺最勝院は真言宗智山派の寺院で、弘前城を築城する際に城の鬼門に当る現在地に移されました。
境内にある「五重塔」は細部にわたる優れた意匠と均整がとれた美しさ、日本の最北に位置することから「東北一の美塔」と評され、建築部材に使用された旧伏鉢と旧露盤が共に大変貴重な事から、明治41年(1908)に国の重要文化財に指定されました。
明治・大正期に酒造工場として建設された、弘前市の近代産業遺産である吉野町煉瓦倉庫を「記憶の継承」をコンセプトにリノベーションし、2020年に開館した美術館です。国内外の先進的なアート作品をはじめ、建築や地域文化に合わせた作品を展示しています。カフェ・ショップとシードル工房が隣接しており、食事や買い物も楽しめます。
©Naoya Hatakeyama